
そもそもNFTってなに?
NFT(Non Fungible Token)とは、日本語訳すると「非代替性トークン」です。
簡単にいうと、データに固有IDをつけ、世界で唯一を証明する技術です。
これまでのネット社会では、画像や写真をアップするとすぐにコピー・改ざんされ、どれが本物かわからなくなっていました。しかしNFTの技術を活用することで、本物を区別できるようになったんです。
言い換えると、デジタルデータが資産価値をもつようになったともいえますね。
加えて、NFTにはブロックチェーン技術が活用されており、所有者の移転や売買履歴などがすべてデータで残ります。
そしてブロックチェーン技術を活用すれば、非常に強固なセキュリティを担保できます。
日本のNFT市場はこれから徐々に立ち上がりますが、海外では1つの画像が数十億円で落札された事例も続々と出ているのです。
『CryptoNinjaNFT』のサブキャラクターが主役
国内NFTの中で時価総額1位のCryptoNinja Partners(以降CNPと表記)は、CryptoNinjaNFTのサブキャラクターが主役のNFTコレクションです。
(引用元:CNP公式ページ)
当初は4キャラクターでのスタートでしたが、保有キャラクターを変更できる仕掛け(バー忍)を導入し、現在は5キャラクターに増加。現在は、パンダの「リーリー」・幽霊の「ミタマ」・鷹の「ナルカミ」、白蛇の「オロチ」・ウサギの「ルナ」のラインナップです。
ファウンダー(創設者)は、Twitterフォロワー約34万人を誇るインフルエンサー:イケハヤ氏です。
基になっているCryptoNinjaNFTは、アニメPV制作プロジェクトや企業によるゲーム制作が進んでいます。
しかし、徐々に個体数を増やす計画のため、認知拡大を加速させるためCNPをリリース。
世界最大級のNinjaDAOコミュニティの力を結集してマーケティングした結果、国内NFT市場で圧倒的時価総額1位の地位を確立しました。
(引用元:NFTMarketCap.jp)
2位とケタ違いの強さを見せつけています。
世界最大級のDAOコミュニティ『NinjaDAO』から生まれた
DAO(Decentralized Autonomous Organization)とは、日本語訳すると「自律分散型組織」です。
株式会社のようなトップダウン型の組織形態ではなく、社長のようなリーダーが不在の、ボトムアップ型の組織形態を指します。
そんなDAOという新しい組織の在り方をいち早く取り入れ、参加者43,000人以上まで成長したのがNinjaDAOです。
NinjaDAOでは、CryptoNinjaNFTを活用した作品・企画が日々登場しています。
加えて、DAO内で仕事の受発注まで行われており、すでに独自の経済圏もできあがりつつあります。
CNPはそんな強固なDAOコミュニティから生まれた背景があり、リリース当初から多くのファンがいたのです。
ここまで強いコミュニティをもつNFTプロジェクトは、世界を探してもなかなかありません。
CNPの今後の展開について
NFTの使い方としてはSNS用アイコンが主流ですが、CNPでは下記のような新しい使い方を提案しています。
スマホアプリ(名称:CNP Friends)はすでにテストリリースされており、まずはCNPホルダー同士が気軽にコミュニケーションを取れるツールになっています。
今後は、CNPと一緒に散歩をすることでポイントやNFTなどが入手できる機能実装も検討されています。
また、ふるさと納税関連では、「ふるさとCNP」として北海道余市町とのコラボが決定しました。
寄付はポータルサイト「ふるさと納税NFT」を通じて受け付け、納税者には返礼品としてNFTが発行・送付される予定です。
他にも、保有者に対してトークンやNFTアイテムのエアドロップ(無料プレゼント)、メタバース上にテーマパークの建設など検討されています。
デジタル世界・現実世界の両方で、多角的に展開を考えられているNFTプロジェクトはなかなか見かけません。
実際にCNPを購入したい方は、『CNPの買い方記事』をご参照ください。
※本コラムの情報は、2022年9月20日時点の情報です。
関西大学経済学部を卒業後、東証一部上場銀行にて勤務。10億円以上の金融商品を販売した実績あり。現在はNFTコレクターとして様々なNFTを集めつつ、Web3.0(仮想通貨・NFT・メタバースなど)メディアの編集長を務める。証券外務員1種・FP3級保有。【新時代3.0 (3shinjidai0.com)】